生きるべきか、死すべきか~To be or not to be, that is the question;~

博識の友人が
ハムレット
「To be or not to be, that is the question;」
について

あれは
「生きるべきか死すべきか」
ではない、と強く訴えます。

私はその方面に
とんと疎いものですから

ただワインを飲みつつ
うんうん、と頷くだけ。

前後の脈略から
「このまま状況に甘んじて生きるか
自分の良心に従い、挑むのか」

これしか、ありえない!
と彼女は言うのです。

私は彼女が好きなので
彼女の見解を尊重します。
反対する材料もないし(笑)

ところで。

ある方が私に
「死んだ方がマシです」
と、おっしゃいました。

現状が苦しくて
対応しきれず
ふと口走った

…のだと思います。

直接その方には
お伝えしませんでしたが

そのとき感じたことを
ここに書いてみます。

あなたが抱えている
今のその気持ちは

死んでも消えないと
私は思います。

死んだ後も、おそらく
その気持に囚われ

長く、より激しく
苦しむことになるでしょう。

生きている間ならば
いくらか修正可能です。

死ぬ前に、できることが
色々あるはずです。

「死んだ方がマシ」
というのは誤解です。

死んでしまったら
決してマシにはなりません。

生きている間に
少しでもマシにして

それから死ぬのが
良いと思います。

どうか自分に
「死んだ方がマシ」などという
呪文をかけず

もうちょっぴりだけ
生きてみてください。

きっとマシになります。

あなたにも、きっと
あなたを助けてくれる
あなただけの神やんがいます。

けど神やんは
ときどきお休みします。

うちの神やんは
今朝、お休みでした(笑)