想像力が創造力になる理由 ~そう、かぁ…~

「そう!」…と
ひとこと囁いて
神やんは消えました。

そう…かぁ…。






そう…ねぇ…。

とグルグルしていたら
O先生の言葉が
蘇ってきました。

Y先生と同じく
師匠の師匠です。

境界性人格障害
カウンセリング
に関するお話。

境界性人格障害
境界性パーソナリティ障害
(ボーダーラインパーソナリティ症)
というのは

幼少期の家庭環境や生活習慣
先天的な問題・遺伝的要因などにより
不安を抱えやすく

いつも虚しい感じがあり
激しい怒りを抱えたり
自分を傷つけたり

精神的に脆く
集団生活になじめない
感情がコロコロ変化する

見捨てられることへの
恐怖があるために
見捨てられないように
振る舞う傾向がある…。

なんとかかんとか障害
という名前はともかく

そういう傾向がある人って
…いますよね、そこいらに。

名前をつけるなら
私も、つい最近まで
そうだったと思います。

で、O先生の言葉です。

.............................................
境界性人格障害の人の)
こころを理解し
対人関係を成立させるには
想像力を働かせる必要がある。

痛みや恐れに対する
感情が少ないために

(痛みや恐れはあるが
感情が動かないために)

生きている実感が薄いので

(生きている実感が欲しいので)

たとえば自傷行為などによって
実感を得ようとすることがある。

想像力を働かせることで
対人関係を創造するのだが

想像力は同時に、破壊的な
作用をもたらす場合もある。

二者(カウンセラーとクライエント)は
行動ではなく想像の世界で
信頼や安全を育むと同時に

傷つけたり
傷つけられたり
という関係を生きる。
.............................................

古いメモからの抜粋で
O先生の意図から
ずれているかもしれません。

自分のことすら分からないのに
相手のことなんか分かるわけない

だから相手も、私のことなんか
分かるはずがない

と、どこかで頑なに
主張していた
私の中の幼い私が

O先生の言葉によって
ほどけていった記憶があります。

想像することは
人と人の関係を
創造することでもあります。

相手の気持ちを
慮(おもんぱか)ること
想像することによって

家族・学校や職場
仕事関係・友だち
あらゆる人間関係は

建設的・促進的にも
破壊的にも
創造される

…ということでしょうか。