国旗、黄・緑・赤の意味について

目覚めかけた瞼の裏に
赤と黄と緑が見えて

信号?

と思ったのですが
なんか違う…。

あ、国旗?

これも苦手だったなぁ。

社会科で、国名と首都と
国旗を覚えることやら

白地図に、都道府県名や
山脈、河川を書き込むとか

イヤでイヤでイヤで
たまらなかったなぁ。

ちょっと苦手なことがあると
その苦手さに固執して
自分を縛っていたなぁ。

憶えられなくたって
楽しむことはできたのに。

あ、そういえば。

「黄色と緑、ポンポン」
って、あったなぁ。

トイレの床が黄色と緑の
チェックになっていて

黄色は尿の色だから
踏んだら✕で
緑はOKで

動きの鈍い私は
黄色を踏無ことが多く
「黄色と緑、ポンポン」
ってからかわれた。

「ポンポン」のところで
みんな手を叩きながら
意地悪く笑った。

あれ、いつの記憶だろう?

さて。

黄・緑・赤の国旗といえば
エチオピアなのだそうです。

アフリカの星ですから
中央に星が描かれています。

アフリカ大陸の国々が
ヨーロッパ諸国の植民地支配を
受ける中で唯一
独立を守りきった国。

周囲の国はエチオピア
憧れと敬意を抱き
同じ三色を国旗に採用した
…のだそうです。

黄は太陽

太陽の光が
愛と平和をもたらす

緑は樹木

木々の葉が茂り
太陽の光を受け
大地を育む

なのに.....

赤は血潮

人は戦い
血が流れた

黄と緑と赤…。