ネガティブ感情の抽象化「なんで」と「なぜ」と「なんでやねん」

今朝の神やんは
超ミニサイズで現れ

私のお腹あたりで
ピョンピョン跳ねていた。

「なんでやねん?」
と、心の中で呟きました。

神やんとの交流は以上
…なのですが。

関東弁の私までが
しかも夢の中だというのに
つい使ってしまう

この「なんでやねん」
について少々。

もちろん私の発音は
正確な大阪弁とは
かなり違うと思います。

「なんでやねん」とは

苛立ち
失望
ショック
後悔
怒り

などを表すそうです。

ここで、ひとつ
常々思っていたことが
解けました。

「なんで△△なの?」
という言葉です。

「なんで?」は
質問ではなく

不平不満をぶつけるとか
逆説的に命令するときに
よく使われますね。

「なぜ?」のフリをして
理由なんか
聞いちゃぁいません。

特徴的な表現は
「なんで学校行かないの?」
「なんで教えてくれないの?」
「なんで、そんなこと言うの?」
などで

言われた側としては
「学校行け!」
「ちゃんと教えなさい!」
「そんなこと言うな!」
と受け取るしかありません。

だって、そう思っているから。

「なんで」と言ったとたん
その後の文脈は
攻撃・否定・非難に
なることが多いです。

この「なんで」は
「なんでやねん」と
通じているのかもしれません。

ともかく。

「なんで…」を使いそうなときは
あまり良いコンディションでは
なさそうです。

「なぜ?」に置き換えたら
ちょっぴり理性が戻ってきます。

なんで、そんなこと言うの?

あら、「なんで」が出てきたわ!

ダメダメ!「なぜ」に変えてみよう!

なぜ、あんなこと言うのかしら?

うんうん、少し落ち着いてきた。

と、脳内でやるわけです。

「なんで私だけこんな目にあうの?」
なども「なぜ」に変換すると
いくらかマシになると思います。

「私が、このような状況に出会うのは、なぜか?」
…とかね。

それにしても。

神やんったら
ひとのお腹を
トランポリンにして…。

なんで?

あ、ちがった。

なぜ、お腹で跳ねる?