親鸞聖人だって悩んでいた~欲と怒りと愚かさを抱えて生きること~

【今日の神やん】
~ふたたび貪瞋痴~

こんにちは。
あい出版Tomokoです。

3ヶ月ほど前になりますが

「人を力づける人」
になるための

心のトレーニングに
参加したことを書きました。

1000種類以上もの
感情があるという
わたしたち人間。

その1000種類は
ただ3つの感情が
元になっているそうです。

ひとつ、欲

ふたつ、怒り

みっつ、無知・愚かさ

決して消えることのない
欲と怒と愚。

生まれては動き続け
心を蝕む欲と怒と愚。

それに気づいて手放す。

手放して
手放して
手放していく。

あらゆる苦しみや
悩みや迷いは
自分の妄想である。

というトレーニングを
受けた私は今も

欲と怒と愚に
ドロドロと
まみれたままです。

さて、ここで朗報です。

かの親鸞聖人も
三毒(貪瞋痴)に
悩み続けたそうです。

イイ女を見れば
フラフラし

先輩から意地悪されて
グチグチ愚痴り

後輩がサボれば
ムカムカムカついて

ずいぶん悩まれた…。

三毒を抱え続けても
それを自覚してさえいれば

ちょっとばかりは
人にかける迷惑が
減るかもしれない

と思われたそうです。

なるほど。

欲も
怒りも
おバカ具合も

消すことは
できません。

ただ自分は

欲深く
怒りっぽく
おバカさんだ

と意識することで

少しはマシに
生きられるのかも

…と思うのです。

神やんは時々
「あんた、ばかじゃないの?」

と言うのです。

ちょっと凹むのですが
ありがたい言葉として
ありがたく受け取ることですね。

さぁ今日も
おバカな私は
欲と怒りにまみれながら

ちょっとはマシに
生きるのです。