夜更けの音、怒鳴り声と泣き声、悲しくてたまらない

家の近くにある駐車場から

男性の怒鳴り声が聞こえ

目覚めると深夜でした。

 

喧嘩かな?

 

眠りに戻ろうとすると

今度は幼児の泣き声。

 

どうとも説明できない

息苦しいような声は

いつまでも続きました。

 

やがて車の扉を閉めたのか

バタンと大きな響きがあって

 

それだけです。

 

この感じ…。

 

なんだろう…。

 

私の中の何かが弾け

もう悲しくて悲しくて

たまりませんでした。

 

何かを思い出しそうで

でも何も掴めないまま

眠ってしまいました。

 

夢の中の神やんは

ただ私を正面から見つめ

何も言わずに頷いていた。

 

「よし、よし」と

背中を叩いてくれているような。

 

「わかる、わかる」と

受け止めてくれているような。

 

慈悲深い、神様のようでした。

 

現実界で耳にした

泣き声と怒鳴り声は

夢の中でも響き続け

 

神やんが、その音を

撫でてくれている

そんな感じだったのです。

 

最近、神やんのキャラが

どんどん変化しているようで

 

「神やん」シリーズの

登場人物としては

面白みに欠けるような

気がしていますが…。

 

神やんは、もう

神やんではないのかしら…。

 

昨夜の赤ちゃんは

どうしているかしら…。



 

あの怒鳴り声の人は

どんな哀しみを

抱えているのだろう…。

 

気持ちが散らかったまま

なかなか落ち着かない朝です。