神迎祭の迎えが来ない、神やんの苦悩「神やん」シリーズ第5巻

「神やん」シリーズ
第5巻の話を続けます。

神やんは神族の中でも
下っ端の方に属します。

本来であれば神無月に
出雲からお迎えが来て
神族のイベントに
参加できるのですが

参加条件ポイント不足で
海辺の神社に残留すること
1000年以上。

上司(指導神)の指示で
助けてくれる人間を探し
月子を見つけたのです。

神やんの神社に来た人が
本当の願いに気づくように
月子がサポートします。

神やんのポイントは
なかなか増えていきません。

とうとう上司の指導神は
月子の夢に現れ

「スティージョブズについて
学び、それを神やんに
伝えてくれ。」

と謎のメッセージを残します。

神にマーケティングが必要なのか?

月子はジョブズについて
調べるのですが
上司の意図は分からぬまま。

あるドキュメンタリー映画
ジョブズが禅を学んだという
話が出てきました。

神やんと月子の、禅問答

。。。。。。。。。。。
月:禅は?神やん、禅はどう思う?

神:調身・調息・調心、だろ?

月:ちょうしん・ちょうそく・ちょうしん?

神:姿勢と呼吸を整えて、心を穏やかに保つ。

月:ふむふむ。

神:ってことだろ?日の出に起きて日没に寝る。できることをコツコツやる。できないことは考えない。こだわらない。かたよらない。ってなこと。

月:おー。さすがだね。

神:なんつっても神迎祭の落選、1300回超えだからな。色々学ぶだろ。

月:あはは。

神:笑ってる場合かよ!
。。。。。。。。。。。

この二人の会話
本当に退屈しません。

。。。。。。。。。。。

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