道元禅師の教えと、神やんの仕業

今朝は神やんが
お休みでした。

お休みにも、きっと
意味があるのでしょう。

というわけで
今日も寝起きに
書棚の前に立ちました。

あらら…。

「典座教訓」ですか…。

恥ずかしながら
精進料理の教科書
と勘違いして
購入したものです。

典座(てんぞ)というのは
禅宗のお寺で修行される
食事係(役職名)ですね。

仏様、ご先祖様と
修行僧たちのために
食事の支度という形で
修行をなさいます。

道元禅師が宋で出会った
ある老いた典座の言葉は
有名だと思います。

「先輩、それ大変ですよ。
誰か若いもんに
やらせたらどうですか?

今、すっごく暑いし
後でやるとか…。」

みたいなことを
道元さんは言ったらしい。

答えた典座の言葉が

「他はこれ我にあらず」
「更に何れの時かを待たん」

です。

「自分でやらなきゃ意味がないだろ!」
「今じゃなくて、いつやるんだよ!」

ってことでしょうね。

自分で体験しないと
知ってるだけじゃ、な~んにも
わからないですもんね。

体験しているときだけが
本物の「今」ですもんね。

神やんはお休みでも
何らかのかたちで
私を導いてくれるようです。

今朝のように、一冊だけ
本が飛び出していたりするのは
私の大雑把な行動によるものではなく
神やんの仕業だったか

と思う今日この頃です。