セキセイインコ、しんのすけ、が亡くなって3ヶ月。神やんがときどき、しんちゃんと会わせてくれます。

うちの次男しんのすけ
しんちゃん

(長男は人間で
次男はインコです)

はじめて、しんちゃんを
一晩だけ夫の母に
預けたときのこと。

夫の家族は鳥好きで
義母も快く
引き受けてくれました。

翌日、迎えにゆき
義母の住まいから
少し離れた路上に車を停め

私は運転席で待機し
夫と息子が義母の元へ
と、車を降りたとき

しんのすけ
悲鳴のような
鳴き声がして

男ふたりは顔色を変え
走りました。

しんのすけの鳴き声は
ふたりが車に戻るまで
ずっと続きました。

置いていかれた
捨てられた
と思っていたのでしょう。

義母がどう声をかけても
一声も鳴かず
一口も食べず

頑なに隅っこで
丸まっていたそうです。

もう、しんのすけ
残して出かけることは
できません。

しんを連れて出かけるか
人間が一人残るかは

旅の第一の
検討条件となりました。

そして
しんのすけが亡くなり
もうすぐ3ヶ月。

忘れている時間は
長くなっていきますが

ふとしたときに
もう、どうしようもなく
鼻水と涙が流れます。

今朝、神やんが
「ほら、見てみな!」
と見せてくれたのは

こんな景色。

しんのすけ、どこかに隠れています

できる限り
記憶を忠実に
再現しました。